【2023年県ニュース~県委員会の活動などを紹介します】

美祢市議会議員の山下安憲氏の除籍についての北南地区委員会の声明(9月28日)

日本共産党北南地区委員会は9月28日、美祢市議会議員の山下安憲氏の除籍についての声明を発表しました。(画像クリックで拡大します)


次期衆院山口1区に三藤氏・同3区に吹上氏の擁立を発表 (8月18日)

 日本共産党山口県委員会は18日、県庁で記者会見し、次期衆院山口1区に三藤美智子氏(66・新)、山口3区に吹上政子氏(67・新)の擁立を発表しました。

 会見では、美藤氏「看護師として46年間、命の平等を目指し頑張ってきた。国の政策がもとで、受けられるはずの医療や介護が受けられない実態を沢山見てきた。医療を通じ差別のない社会を実現したいーこれが私の原点。私が立つことで『こんな日本でいいのか、一緒に政治を変えよう』の声を届けたい」、吹上氏「中学校教師を勤め、政治がいかに教育にお金を使わないか実感してきた。教育現場は教員の犠牲で成り立っているのが実態。教員増が一番の改善策だが、国は見て見ぬふり。憲法を守るべき政治家が自分達の都合で解釈を変え、憲法そのものを変えようとする動きに憤っている。憲法を守る当たり前の政治にしたい」などと決意をのべました。

山口1区予定候補

みふじ美智子(三藤みちこ)略歴

1957年、宇部市生まれ

。国立療養所山陽荘付属看護専門学校卒。77年から46年間、宇部協立病院などで看護師。現在、党北南地区委員長。宇部市在住。

山口3区予定候補

ふきあげ政子(吹上まさこ)略歴

1955年、島根県生まれ。高知県立高知女子大学卒。1978年から37年間、中学校教師。2015~17年、全日本教職員組合副委員長。現在、党西部地区委員長。下関市在住。

Instagram X(旧Twitter) Facebook ※「チームフッキーズ」名で発信しています



JR西日本に、豪雨被害で運休続くJR美祢線・山陰線の早期復旧を要請(8月7日)

 日本共産党の山口県委員会、県議団、下関市議団、美祢市議団は7日、JR西日本広島支社に対し、「JR美祢線、山陰線の早期復旧等を求める要請」を行いました。両線は6月末から翌日未明の豪雨被害で運休し(美祢線:厚狭駅~長門市駅間、山陰線:長門市駅~小串駅間)、復旧の見通しが立たない状況です。

 要請には藤本・河合の両県議、桧垣・桂の両下関市議、美祢線の被害現場を美祢市議と7月に調査した大平よしのぶ元衆院議員(衆院比例中国ブロック予定候補)が参加しました。

 要請書は「(両線は)通勤・通学や通院等の住民生活に不可欠な交通手段であるとともに、観光振興など地域経済活動の重要な基盤であり、早期完全復旧が求められる」と強調。①被災したJR美祢線及び山陰線の完全復旧に向けた方針を早期に決断すること②山陰線については下関北高校に通う生徒の利便性も考慮し、現在の下関駅~小串駅間の運転区間を滝部駅まで延長すること③今回の被災を契機としたJR美祢線及び山陰線の存続の議論は決して行わないことーなどを求めました。

 応対した担当者は、まだ被害状況の全容把握に努めているなどと説明。桂市議が下関北高の生徒の要望をもとに代行バスの運用改善などを求めたのに対し、教育委員会や各学校の協力も得て2学期までに改善できるよう努めると述べました。


上関町への使用済み核燃料「中間貯蔵施設」建設に反対する声明(8月3日)

日本共産党山口県委員会は3日、下記の声明を発表しました。


大平喜信衆院中国ブロック比例予定候補が山口市で集い、街宣、青年とトークカフェ(6月23日)

集いで語る大平さん
集いで語る大平さん
宣伝カーから訴える大平さん(左は尾上頼子山口市議)
宣伝カーから訴える大平さん(左は尾上頼子山口市議)

 大平さんは23日、午前中は山口市内での「励ます集い」(県委員会主催)に参加。中国地方を駆け巡る中で若者から寄せられた政治への怒りや暮らしの不安などリアルな声を紹介。「政治に問われているのは、若者の生きる権利、学ぶ権利を守ることだ」と強調しました。また、G7広島サミットで「核抑止」論が公然と唱えられたことを厳しく批判し、「必ず再び国会で“ヒロシマの心”を届ける」と熱く訴えました。参加者からの質問にも答え、互いに励ましあう集いとなりました。

 午後は小郡のスーパー前で街頭演説。晩は市内の喫茶店を会場にした「青年トークカフェ」(民青同盟山大班主催)で、学生・青年と語り合いました。


県議団が県に「県議会へのセンチュリー貸し出し中止を求める要請」を行う(5月15日)

  日本共産党山口県議団は5月15日、村岡知事に対し、県議会へのセンチュリー貸し出し中止を求める要請を行いました。木佐木大助、藤本一規、河合喜代の各県議が出席しました。

 要請書は、「知事部局が集中管理している7台の車両のうち、2第のセンチュリーを県議会議長と副議長が公務出張や送迎に使用していることに対しては、「知事が2090万円もするセンチュリーを購入したことは不当だ」と訴えた「センチュリー裁判」を通じて、「センチュリーを議長、副議長が使っているのはおかしい」との世論が高まるとともに、それを容認している県議会への批判も広がっています。このことは私たち自身、この度の選挙で実感させられました。

 集中管理自動車は、センチュリー2第の他、CXー8、クラウン2台、ティアナ、アテンザの5台あります。県議会への貸し出しについては、センチュリー2台ではなく、他の5台で運用することは可能ではないでしょうか。折りしも、東京出張の際、議長、副議長が使用していたハイヤーをセンチュリーなど「大型車」から、クラウンなどの「中型車」に変更する方針を明らかにされました。

 県議会の新たな任期が始まったことを契機に、議長、副議長へのセンチュリー貸し出しをやめることは、何より県民の期待に添い、山口県への信頼を高めることにつながるものと考えます。ついては、日本共産党県議団は、知事が県議会へのセンチュリーの貸し出しを中止する英断をされるよう要請します」としています。

 応対した県物品管理課の担当者は、月末までに文書で回答、自動車の利用実績について回答すると述べました。


県委員会・県議団が県に「『重点交付金』の有効活用で県民の生活と生業への支援強化を求める要望」を行う(5月9日)

要望書を渡す(左から)藤本、木佐木、河合の各県議
要望書を渡す(左から)藤本、木佐木、河合の各県議

 日本共産党山口県委員会と県議団は9日、県知事に対し、「重点交付金の有効活用で県民の生活と生業への支援強化を求める要望書」を提出しました。木佐木大助、藤本一規、河合喜代の各県議が参加し、県財政課が応対しました。

 要望書は、コロナ禍の打撃から回復する暇(いとま)がないまま、物価高騰が県民の暮らしと営業の危機を深刻にしていると指摘。政府は地方創生臨時交付金の「重点交付金」を増額、山口県には住民や事業者を幅広く支援する「推奨事業メニュー」約54億6千万円が交付される予定で、これを活用して以下の支援を早急に具体化するよう求めました。

1、生活者支援

①低所得世帯を対象にしたエネルギー・食料品等の高騰による負担を軽減するための支援②小中学生の保護者の負担を軽減するため、学校給食の無償化を実施②プレミアム商品券など消費を下支えする取り組みやLPガス使用世帯への給付金支給④省エネ性能の高いエアコン・給湯器等への買い替えなどの支援

2、事業者支援

①医療・介護・保育施設、学校施設等に対する支援②生産資材、肥料、飼料高騰の影響を受けている農林水産業者への支援③中小業者、商店街等への支援や中小業者の賃上げへの支援④地域公共交通、観光業等に対する支援


統一地方選 前半戦と後半戦をたたかってー掲げた公約実現に全力をあげます

2023年4月24日 日本共産党山口県委員長 吉田貞好

県議選の躍進に続き、後半戦は候補者の6氏全員が当選

23日投開票で行われた統一地方選挙・後半戦で、山口県委員会は擁立した6名全員が当選しました。全県の後援会員、支持者、そして党員のみなさんの奮闘とご支援のたまものであり、厚くお礼を申し上げます。

宇部市は定数28のなか、新人の五十嵐ひとみ氏が議席獲得し、現職の時田ようすけ氏、荒川のりゆき氏、浅田とおる氏も当選し、引き続き議案提案権を有する4名の議員団を確保しました。平生町は赤松よしお氏が通算4期目、和木町は上田丈二氏が通算3期目の当選をはたしました。

 前半戦の県議選で現職の木佐木大助氏(下関市区)、藤本一規氏(宇部市区)に加えて県都・山口市で河合喜代氏の議席を回復し、3議席に躍進しました。このことが厳しいたたかいのなかで後半戦の全員当選のバネになりました。

新しい3名の県議団、そして地方議員団は力を合わせて、住民福祉の向上という地方自治体の本来の役割をしっかり果たさせるとともに、かかげた公約実現に全力をあげます。

 これからもご意見、ご指導・ご鞭撻をよろしくお願いします。

衆院2区、4区の補欠選挙の取り組みと結果について

  同時に23日投開票でおこなわれた衆院補欠選挙で、日本共産党は2区では党候補擁立を取り下げ、平岡秀夫氏で候補一本化し、自主支援で全力をあげました。勝利まであと一歩まで自民候補を追い詰めました。4区も有田芳生氏を自主支援し大健闘でした。市民と野党の再構築への確かな経験、教訓をつくりました。今後ともみなさんのご意見に耳を傾けながら、国政、地方政治の刷新に全力をあげます。党の自力をつけて期待にしっかり応える決意です。


県議選 議席増・勝利を力に公約実現へ全力をあげますー県議選の結果を受けて

2023年4月10日 日本共産党山口県委員長 吉田貞好

 9日投開票の県会議員選挙で、わが党は4人の候補者を立て、下関市区で木佐木大助氏、宇部市区で藤本かずのり氏の再選をかちとり、県都・山口市区でかわいきよ氏がみごと4年ぶりの議席回復を果たし勝利しました。2議席から3議席への議席増・勝利はたいへん嬉しいことです。岩国市・和木町区では大西明子氏が12年ぶりの議席回復へあと一歩まで迫る大健闘でした。勝利のために奮闘された党員、後援会員のみなさん、また4人の候補者にお寄せいただいご支援に心から感謝申しあげます。

 今回の選挙で私たちは、共産党県議団が果たしている三つの役割―➀県民運動と結んで政治を動かす、②国の悪政の「防波堤」となる、③自民党による県庁ぐるみ選挙違反やセンチュリー問題など、ゆがみを大本から正すーを他の議員・会派と対比して訴えました。物価高騰のなかで県民の願いに寄り添い、「子育て支援3つのゼロ」、「高齢者に2つの安心」など各世代、各層に演説で、ビラで政策をとどけ、またSNSで発信しました。財源も示し「予算の使い方は暮らし応援に」の訴えは確かな手ごたえを感じました。岸田政権の大軍拡ノーの審判を、と訴えぬきました。新しい県議団は、県民運動と結び、掲げた公約実現に全力をあげます。 

これから23日投票で宇部市議選、平生、和木両町議選がたたかわれます。全員当選をめざします。また全国注視の衆院山口2区、4区の補欠選挙。党は自主的支援で平岡氏、有田氏の勝利へ全力をあげます。山口県での市民と野党の共闘再構築へ党の責任を自覚し、県政、国政の転換へ役割を果たしていきます。引き続き大きなご支援をよろしくお願いします。


光市で市川正一碑前祭開く(3月15日)

碑(左端)の前で吉田県委員長の挨拶を聞く参加者
碑(左端)の前で吉田県委員長の挨拶を聞く参加者

 戦前の日本共産党の指導者の一人、市川正一の78回目の命日を迎えた15日、県委員会は光市鮎帰り(あゆかえり)で毎年恒例の碑前祭を行いました。碑は党創立50周年に建立。県道22号線沿いにあります。

市川同志は侵略戦争に反対し、天皇制権力の弾圧に断固としてたたかい、1945年3月15日、宮城刑務所で亡くなりました。

 碑前祭で吉田県委員長は、岸田政権の大軍拡を許さず、統一地方選で党躍進を勝ちとる決意をのべ、市川氏の不屈性、先進性、社会進歩への揺るがぬ革新を受け継ぎごうと挨拶しました。

 大西明子県議予定候補、大平喜信元衆院議員が決意を語りました。


県に23年度予算要望ー誰一人取り残さず、県民の声がいきる山口に(1月23日)

 県委員会と県議団は1月23日、村岡知事に対し、「誰ひとり取り残さず、県民の声がいきる山口県にー2023年度県予算編成に対する重点要望書」を提出しました。吉田県委員長、河合・吉田の両県副委員長、木佐木・藤本の両県議、東部地区委員会の大西明子県政対策責任者が参加し、村岡知事が応対しました。

 要望は6分野ー①コロナ禍と物価高騰が直撃、県民の暮らし応援へ②止まらない県外流出、誰一人取り残さない県に③加速化する地域衰退、安心して住み続けられる地域づくりを④地方自治の本旨に基づき、県民福祉の向上に資する「デジタル改革」に⑤大軍拡・改憲ストップ、戦争国家づくりは許さない⑥「自民党への悪しき配慮」を根絶し、県民主人公の県政運営をーを柱に、129項目です。